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発掘プロット練習6

:学園・恋愛・SF

主人公の現在:理性の逆

主人公の近い未来:意志

主人公の過去:解放の逆

援助者:治癒

敵対者:勇気の逆

結末:善良の逆



 学園都市、そこは全てが学生の自治によって運営される。

 主人公は規則違反を犯し、長期謹慎の処分を受けていた。その理由というのは、自治会長に食って掛かってしまって、弾みで怪我を負わせてしまったからだ。

 ようやく謹慎が解けた主人公は、授業に復帰する。が、学園および街の雰囲気が変わっていることに気付く。今までは学生の自治によって運営されていて、自由な雰囲気だったのだが警備のためと言う理由で規則が厳しくなり、歯向かう物は無く、厳戒令が出されていた。

 自分のせいだと思った主人公は、この厳戒令を解くようにと自治会長に掛け合おうとするが、警備隊に阻まれ滅多打ちにされてしまう。

 主人公は前の件も含めて標的にされていた。

 その現場は他の生徒も見ていたのだが、誰も助けようとはしない。しかし、その場に助けに入る何人かの現れ救われる。

 数は少ないが、抵抗運動を続けている生徒もいたのだ。

 主人公が目を覚ますと、ある女生徒に介抱されていた。それは自治会長との揉め事の理由にもなった女生徒だ。彼女は自治会の広報担当だったが、その手腕は優れた物であった故に、生徒への影響力が大きい。それに眼をつけた自治会長が学園全部を支配下におくために彼女を引き込もうとしたのだが、同じ誘いを受けていた主人公共々反発していた。

 彼女を侮辱する発言にかっとなった主人公が詰め寄って、主人公は謹慎となっていた。

 このレジスタンスと共に行動を始める主人公。

 最初は怒りに任せて起こした行動だったが、徐々に使命感のようなものに目覚めて、自治会側からは問題生徒と告発に合いながらも、学園を開放の方向に導く。

END


所要時間:25分。

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